お客様の声

株式会社建設技術研究所 様Vol.4

ゼロからのスタート ⇒ 8割の共感へ
全社員がダイバーシティに興味を持つための手法が欲しかった!

株式会社建設技術研究所
管理本部人事部 ダイバーシティ推進室室長
瀬尾 弘美 様

制作物
ダイバーシティ推進教材/イントラネット掲載
タイトル
規格
A4・カラー・12P(全6回)

全社員に興味を持たせたい

ダイバーシティ推進を取り組み始めたばかりで、社員には「ダイバーシティってなに?」というところから説明が必要な状況でした。進めていくためには「興味をもってもらう」という課題をクリアしなきゃいけなかったんです。そんな時に他社がダイバーシティ推進を漫画で実施した事例を見て「これだ!」と感じました。「漫画なら関心を呼び起こすツールに持ってこいだ!」と判断し、その漫画を制作したJOBコミにお声かけしました。

3つの表現技法で、8割がストーリーに共感

漫画をイントラネットで公開後、連載途中にアンケートを実施しました。回答した社員の約8割が「ストーリーに共感」という反応でした。「面白かった」「身近に感じた」などの声もあり、感覚値では「興味を持たれる」という課題は、クリアできたかな、と。「共感した」以外にも「こうした方がいい」と様々な意見をもらえ、ダイバーシティを考えるきっかけにもなったかなと感じます。「誰が描いてるの!?」と、コンテンツを楽しむ反応もありましたね (笑)

――「興味を持たれる」という事以外では、いかがでしたか?

具体的な表現が良かったですね。コミュニケーションやマネジメントなどの具体例を描いて、読者に ※1問題に気づかせたり、※2解決への具体的な行動を示すことができるのが良かったと思います。 テキストのみだとあまり印象に残りませんが、漫画だと感情移入して読めるので残る。本作品には様々な登場人物が出てくるので、それぞれの立場で読め、共感を促す事ができます。また「時短勤務社員」の気持ちや背景も知ってもらいたかったので、漫画では※3心情を表現できるのも良かった。「実感を伴って伝えたい」 という事ができたと思います。


共感を得るための丁寧なストーリー提案

共感を得るためには、「当社ならでは」の状況を描く必要がありました。 こちらで用意した人物設定や意図を汲み取って、丁寧にストーリーを 提案してくれたところですね。当社ならではの「ダイバーシティ推進」とは どんなことを描けばいいのか手探りでしたが、用意した材料をもとに 目指すべき「理想的な姿」までを描くストーリー構成は素晴らしかったです。

――その点は、御社のご協力があったからこそ、共感を呼ぶ漫画になったと思います。 特に人物設定ではリアリティのある人物像を頂き、助かりました。

人間中心設計の「ペルソナとシナリオ手法」を用いたんです。 班長や管理職など対象社員を設定し、インタビューを通じて いろいろなエピソードを抽出し、架空の人物像を創ります。 これによって対象社員ごとの「典型像」ができ、彼らの行動や 感情、背景(シナリオ)が具体化されます。

――おかげで「御社ならでは」の課題や解決策を描けました。結果的には、貴室が取り組む 「ダイバーシティ推進の研究」の成果が反映されたコンテンツにもなりましたね。

あとはキャラクターが可愛かったのも良かったですね!特に子供が(笑) 良いものができたと思っていますので、冊子化への展開など今後も活用していけたらと思います。